ベター・コール・ソウル
こちらは、「ブレイキングバッド」のスピンオフとして制作され、ブレイキングバッド以前の話を描いた作品です。
ブレイキングバッドの中でも、なかなかキャラが立っていた弁護士ソウル・グッドマンが主人公。セコイしずるいし、カルテルとも繋がっているし、胡散臭いこと半端ない弁護士が、どういう人生を経てそういうキャリアに至ったかというのが物語の軸となっています。
私個人的にはブレイキングバッドよりも、こちらの方が好き。ソウルのずる賢さや、人を操ることに長けた話術は軽快で、どんどん好きになってしまう!!ソウルにかすれた声もまた魅力的
こちらはやはり、ブレイキングバッドを見てからがおすすめです。あーあれはこういうことだったのねという仕掛けが所々あって、ブレイキングバッドファンは必ず楽しめることでしょう!
【ブレイキングバッド】ネタバレなし
ニューメキシコといえば、メキシコとの国境に面する州で劇中も砂漠にサボテンの景色が多く登場します。画面から乾いた空気が伝わってくる!
平凡な高校の化学教師が、自身がガンになったことを機に麻薬の密造を始め、麻薬カルテルや麻薬取締局を巻き込んで、大きなビジネスにしていくという、先の展開が読めないストーリー。これまでも麻薬に関することは、映画やドラマの中で度々見てきたけど、麻薬を製造する側の話(しかも一般人)という視点は新鮮でした。
そして、平凡な人生で満たされなかった主人公が、麻薬製造&販売を通して、それまでの自分ではない知らない自分に出会っていく、というのが見ていてちょっと怖かったり、痛快でもあります。
本作は、2008年から2013年までアメリカで放送されて、シーズン5でファイナル。ちなみに2014年のエミー賞を総なめしています。(作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞)
ちなみに夏に旅行で行ったスペインの街角で、このドラマの主人公のウォルターのTシャツを見かけて嬉しくなりました^ ^